名探偵コナン夢小説
□#7
2ページ/2ページ
雪乃「透?・・・って、わっ」
透の様子がさっきからおかしい。
どうかしたのか聞こうと思ったら、透が突然私を抱き上げた。
透「先生、蘭さん。夜分遅く失礼しました。コレは回収しておきますね」
コレ?
コレって私のことかー!
反論する余地がないまま、私は抱えられ探偵事務所を出た。
雪乃「え、ちょ、どこに・・・」
透「僕の家ですが、何か?」
雪乃「あ、いえ・・・」
何故か有無を言わせない透の言葉に素直に頷く私。
透はそのまま車に入り、私を助手席に座らせた。
その動作が意外にも優しかったものだから、少しときめいた。
くっ、いちいち紳士的なんだよ透は!!
てか、透の家ってことは・・・。
雪乃「私、透の家でお泊り!?」
透「やっと気づいたんですか。理解が遅いです」
・・・。
透って結構Sっ気があるよね。
絶対あるよね。
あー、でも意識してみるとかなりドキドキしてきた。
私、透の家に入るの初めてだ。
しかも、お泊まりだなんて。
ど、どうしよう・・・。
(心臓が破裂しそうなくらい派手な音を立てていて、隣の透に聞こえてないか心配になった)