デュラララ夢小説
□【第四章・黒の少女、発熱】
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――――雪乃side――――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・風邪ひいた?
いつも通りに一日を過ごし、いつも通りにベッドの上で寝た。
別にお腹を出して寝ていたわけでもない。
本当にいつも通りに過ごしたのだから、明日の朝もいつも通りに過ごせるなぁって思ってた。
それで、翌朝。
シミ一つない自分の部屋の天井が見えた。
しかし、同時に違和感を覚えた。
なんか・・・・・・喉が痛い?
鼻も詰まっているようで息が吸いづらい。
頭もさっきからガンガンと痛むような・・・ってか思いっきり痛い。
嫌な予感しかしなかった。
というか、これはもう例のヤツで決定だろう。
雪乃「これは、完璧風邪ひいたな」
私は特に体が弱いってわけでもなかったが強いというわけでもなかった。
インフルエンザだって普通にかかる。
あ、でも反射神経だけはいいと思う。
静雄さんの攻撃を間一髪で避けてるし・・・。
でもそれだけだ。
だからといって、この時期に風邪はないわー。
本当にありえない。
どこから風邪菌をもらってきたんだろうか。
体がだるいなとか考えていても仕方がない。
どうせすぐ治るだろうと私は顔を冷たい水で洗った。