BLEACH夢小説
□episode9
1ページ/1ページ
その子の顔は少し土がついていたが、綺麗な顔だった。
黒髪で赤い目をした白い肌の子。
最初のおどおどしさは消えて、今は元気いっぱいって印象だ。
おそらく最初は警戒していたんだろう。
雪乃「本当?困ってたんだ。私は睦月雪乃」
「僕は神宮朝陽!」
雪乃「よろしくね、朝陽ちゃん」
私がよろしくの握手を出すと、朝陽ちゃんは少し怒ったような顔をした。
朝陽「なんで、ちゃん付けなの?僕男だよ?」
‥‥‥‥‥‥‥‥え。
……。
雪乃「ごめんなさい」
性別を間違えるという子供とは言え、大変失礼な真似をしてしまった。
誠心誠意を込めて、頭を下げながら謝罪をした。
子供に頭を下げる女子中学生の図。
あはは。
日番谷くんの時と同じで私ったら子供に頭が上がらないのね〜。
よくわかったわー。
朝陽「別にいいよ。僕もっとおっきくなってお姉ちゃんを見返してやるから」
朝陽くんは日番谷くんと違って、ちゃんと子供らしさがある。
ちゃんとって、変かもしれないけど(笑)
二人共容姿端麗だからきっと大きくなったらイケメンさんになるんだろうね。
日番谷くんはすでにイケメンさんだけどさ。
大きくなったらたくさんの女の子から告白を受けてそうだな。
今でもされてたりして。
・・・…なんか嫌だな。
なんでだろう?
変なの。