BLEACH夢小説

□episode7
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日番谷くんに送られて、気がついたら目の前に廃屋がたくさん並んでいた。



廃屋と一言で言っても、現代のソレではなく。



江戸時代のように、木材で作られたモノだった。



雪乃「時代劇みたい・・・」



あ、時代劇って思ったら水戸○門見たくなっちゃった。



暴れん坊○軍も見たいなぁ。



やっぱり私、まだけっこう引きずってる。



雪乃「辛いこともあまりなくて、それなりに楽しかったからなぁ」



漫画や小説にあるような、辛い経験なんて今までしたことがなかった。



だからこそ、それをバネにどんどん強くなっていく主人公やその周りの人に憧れを抱いた。



現実ではこんなのない。



今の冷め切った現代では。



雪乃「それより今更だけど・・・ここどこ!?」



辺りを見当たしても、古びた家しか見つからない。



雪乃「日番谷くんの説明だと、確かここは尸魂界ってところだよね?」



死んだ人がここに送られて、ここで生まれ変わるまで住むんだっけ?



死神が住むところは違うらしいけど、私が住むところは流魂街っていうところ。



それで、それで・・・…?



雪乃「えーっと…?」



これからどうしよう?



なんのあてもないから、どうすればいいかわからない。



これって究極の迷子って奴?



・・・…笑えないよ。

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