ぬらりひょんの孫夢小説

□第六に
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その翌日だった。




姉上が、治癒の力を覚醒させたのだ。




そして父上は変わり、金の亡者へとなった。




姉上は父上にとって、大切な娘から大事な道具へとなった。




それから姉上は屋敷から滅多に外に出してもらえなくなり、金儲けのためにただただ治癒の力をお金持ちのために使うことになったのだ。




俺はその様子をただ眺めていただけ。




何もできなかった。




何もしなかった。




原作でそうなるということは知っていたけれど、まさかここまでひどいとは。




どうしようもなかった。




いや、どうもしようと思わなかっただけだ。




姉上はあんなに俺によくしてくれたのに、俺は・・・最低だ。

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