ぬらりひょんの孫夢小説

□第四に
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それから三年。




時間の流れが速いとかそういうツッコミはゴミに捨てるぞコノヤロー。




ここがぬら孫の世界ではありませんように!と願ったはいいものの、そんな希望はおそらく持たないほうがいいだろう。




三年が経ち、姉上である珱姫様は更に可愛らしさを増した。




おそらくあと十年経てば京一美しい姫と呼ばれること間違いなしだろう。




ここまで来ると、あの珱姫様にクリソツだというのは誰が見ても瞭然だ。




ははっ、生き残れるかなぁ。




そしてこの三年で変わったことと言えば『私』が『俺』になったことだろうか。




性別転換転生トリップということを踏まえ、ここは確かにぬら孫の世界ではあるが、私が生きている世界ということを確認した。




それはつまり、前世で女であった『私』から男の『俺』になるという・・・ある意思表示だ。




この時代、別に公家の男が『私』だろうが全然構わないのだが自分の中の決意みたいなもんだ。




『俺』で通していく。




んでもって、俺は絶対に死なないということも決意した。




だってさ、珱姫の弟とか死亡フラグじゃん?




むしろそれしかないじゃん?




でも死ぬのも痛いのもごめんな俺は、妖怪連中とは一切関わりを持たないことを決意した。




要注意人物は原作の連中だ。




珱姫はもう・・・俺の姉上だから仕方ない。




いっぱい愛でよう。うん。




でもぬらりひょんは絶対アカン。




だって中心人物じゃん。




一番関わっちゃいけない人・・・じゃない、妖だよ。




ああ、考えることとか、回避することとか多くて疲れるなぁ。




ん?三歳児のくせにとか思ったか?




ふざけんな、見た目三歳でも中身は二十三歳だぞ。




見た目は子供頭脳は大人状態なんだからさー。




あれだよね、コ○ンくんだよねー。




俺もあれくらい頭良ければなぁ。




なんか打開策とか考えられるだろうに。




でもコナ○くんはさ、小学一年生からやり直しだけどね。




俺は零歳からやり直しなんだよ。




下の世話とか全部人にやってもらうのってめちゃくちゃ恥ずかしいんだぞ。




母乳飲むのだって羞恥しかなかったよ。




小学一年生はそんなことなかったろ。




羨ましいなコノヤロー。




まだ三歳だと全然一人じゃ何もできないし。




子供のふりとか結構疲れるし。




ああ、誰かヘルプミー。

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