鬼灯の冷徹夢小説
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不思議な子ですね…。
蛇を恐れないばかりか、地獄を信じ。
挙句、不喜処を見物したいとは。
鬼灯「なかなか肝の座った子が、現代にもいるものです」
話しているとけっこう楽しくて、名前を聞かれた時に思わず本名を名乗ってしまったが。
まぁ、いいでしょう。
現世の視察も終わったことですし、そろそろ帰らないと。
・・・・・・。
そしたら、もう会うことはない。
彼女が死ぬまで。
一体何十年後の話になるのやら。
鬼灯「・・・たまには有給でもとりますか」
睦月雪乃。
覚えておきます。