鬼灯の冷徹夢小説
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私、睦月雪乃は恋をしました!
鈴「は?」
彼女は私の友達の木本鈴。
なんでも相談できるお姉さん的な存在です。
学校に来るといつも彼女のそばにいる私。
休み時間は金魚のフンだ。
そして今回も例に漏れず相談しました。
内容は恋愛です。
鈴「なっ、あんたが!?告白してくる男子全てをばっさりきった不動の女が!?」
雪乃「鈴ちゃん、そのあだ名止めてくださいって前から言ってるじゃないですか」
実は高校二年生になっても恋愛のれの字もなかった私は、興味のない男子からの告白など一刀両断。
いつしか、私は不動の女と呼ばれていた。
鈴「へー、で?あんたの意中の相手って誰よ?」
興味深そうに聞いてくるあたり、鈴ちゃんも女の子だな。
ちゃっかり恋愛系が好きなんだね。
信頼してる鈴ちゃんに教えない理由などない。
だから素直に応えた。
雪乃「今朝会ったイケメンさん!」
ああ、今思い出しただけでも顔があつい。
心拍数だってヤバイ位高鳴っている。
鈴「・・・・・・とりあえず、一から話そうか」
私の説明不足からか、若干鈴ちゃんが引いてるっぽい。
雪乃「あれはね、私が学校に登校する時のことなんですけど――――」