名探偵コナン夢小説
□#10
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帰り道。
さすがに迎えまで透に任せるわけにはいけないので、徒歩で。
ただ、気がかりなのは隣にいる園子の存在。
ちなみに蘭もいる。
私たちはこれから、毛利探偵事務所に寄る予定だ。
蘭にとっては家だけど。
園子がどうしても透が見たいというので、アポロにも行く予定。
まぁ、透のバイト姿を見られるなら別にいいか。
と、どこかでデレデレしている自分をスルーしつつ。
赤と黒のランドセルを目にした。
蘭「あら、皆今帰り?」
歩美「うん!」
可愛らしい声で返事をしたのは吉田歩美ちゃん。
光彦「こんにちは」
落ち着いた口調で挨拶するのは円谷光彦君。
元太「腹減ったぜー」
大きいお腹をさするのは小嶋元太君。
この三人は少年探偵団で、コナン君の友達だ。
雪乃「で、いつも後ろで保護者のように歩いてるのは哀ちゃんとコナン君ね」
元気に騒ぐ子供三人を大人のような目で見る子供二人。
哀「・・・・・・」
コナン「別に保護者のように歩いてなんかいないよ、雪乃お姉ちゃん」
哀ちゃんは無口だったものの、コナン君は子供のような口調で応える。
雪乃「そっか。でもあの三人は少し元気すぎるから、無茶しないように見張っててね」
コナン「うん!」
雪乃「哀ちゃんはコナン君が事件に突っ走らないように見張る係だよ」
哀「心得たわ」
(前より心開いてくれた可愛らしい存在。隣には少し苦笑いなコナン君)