名探偵コナン夢小説

□#8
1ページ/1ページ



学校へ登校するとき、私はいつも蘭やその子と一緒に行く。






が、本日はそうもいかないようで。






雪乃「いや、いいって」






透「ダメです」






雪乃「本当にいいって」






透「ダメなものはダメです」






かれこれ、こんな言い合いがしばらく続いているが未だに止む気配はない。






こんな言い合いになったきっかけは・・・。






そもそも昨日、家の鍵を学校へ忘れてきたのがいけなかったのだ。






色々あって透の家に泊まることになったけれど、まさかここで揉めるとは。






雪乃「蘭たちと学校に行くから、送らなくてもいいんだってば」






透「ここから、蘭さんたちと待ち合わせをしていくには少々手間がかかります。遠いですし絶対に送っていきます」






最早、私に決定権も何もなかった。






確かに、ここから毛利探偵事務所前に行って登校するには手間だが、別に車で送られるほどじゃない。






透「ほら、行きますよ」






透の中では、すでに送ることが決定しているみたいだ。






それでも渋る私に透は一言。






透「もしかして、僕といっしょが嫌ですか?」






雪乃「・・・っ。そんなことない、行くよ」






捨てられた子犬みたいな目で見つめられて、私は即答した。






あんなの反則だ。






透「よかった。では、行きましょうか」






あれ、なんかケロッとしてる。






まさかっ。






雪乃「はめられたっ!?」






半ば引きずられるように車へと放り込まれた。




























(計画的犯行!?) (扱いやすいですね)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ