HUNTER×HUNTER夢小説T

□story9
1ページ/1ページ



クロロ「基礎はできたんじゃないか?」




マチ「そうだね」




シャルナークを片付けてきたマチはクロロの言葉に同意する。




クロロ「そろそろ念を教えてもいい頃か」




マチ「でも、ユキノはたぶん念について全然理解してないよ」




前にわかりやすく説明したつもりだが、何分この世界に来たばかりの頃だ。




念についてすっぱり忘れているし、理解できなかっただろう。




クロロ「もう一度教えてやれ。あと、修行は早めにな。そろそろ出かけるぞ」




マチはクロロの言葉に目を細める。




マチ「そういえば、最近何も盗んでなかったね」




ユキノのことにかかりきりで。




クロロ「あぁ。念の基礎を叩き込んだら、しばらくはあいつに預ける」




マチ「あいつ?」




マチは首をかしげる。




その「あいつ」がわからないのだ。




クロロはにやりと笑ったまま何も言わないし。




問い詰めてもきっと答えてはくれないだろう。




ならばと、マチは黙っている事にした。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ