HUNTER×HUNTER夢小説T

□story8
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私は色々変わったと思う。




まず、掃除が完璧になった。




ピカピカです。




そして、体力・筋力が一般の人にはありえないほど強くなりました。




それでも旅団の人には及ばないけど。




いつか同じくらい強くなれたらいいな。




あとは、体術が少しできるようになった。




マチはもちろん手加減してるけど、組手は楽しい。




団長もたまに修行を見てくれる。




ノブナガも剣術についてちょろっと話してくれた。




パクノダには料理を教わっているけど、未だ進展なし。




むしろ退化。




フェイタンには毒について。




耐毒の訓練をしてくれる。




・・・・・・問題なのが。




ユキノ「修行に遅れるんですが、シャル」




シャルナーク「つれないこと言わないでよ」




シャルナークである。




修行場に行くための通路を塞がれてしまって絶賛困っています。




ユキノ「マチにボコられても知りませんよ」




シャルナーク「・・・それは嫌だな」




だったらそこをどいて。



私をマチののところへ行かさせて。




シャルナーク「うーん、俺にキスしてくれたら通してもいいよ」




は?




またわけのわからないことを。




ユキノ「なんで私が?」




シャルナーク「うん、けっこう傷つくね」




ならどいて。




シャルナーク「ダメ?」




ダメに決まってるでしょうが。




シャルナーク「あ、もしかしてファーストキスまだだったり―――」




ドゴォッ。




瞬間、拳が壁にめり込んだ。




もちろん私の拳だ。




ユキノ「ファーストキスまだだと何か不都合でも?」




シャルナーク「い、いや、ないです」




シャルナークは冷や汗をかきながら、ゆっくりと後退していく。




まぁ、私の師匠はマチだから力が半端なくついてしまったのが原因なんだけどね。




というか、壁が崩壊してるんだけど。




これには私も動揺もんだよ。




ドンッ。




ゆっくりと後退していたシャルナークは、どうやら誰かにぶつかったらしい。




ユキノ「あ、マチ」




シャルナーク「げ」




マチ「なるほど。ユキノが来るの遅いと思ったらシャル、あんたが邪魔してたのかい」




シャルナーク「いや、別に邪魔なんて―――」




このあとどうなったかなんて私は知らない。




断じて知らない。

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