HUNTER×HUNTER夢小説T
□story3
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それから聞かされた事実は信じられるはずのない事実だった。
まず、ここは私の知っている世界とは違うらしい。
そして、念について。
これが一番ちんぷんかんぷんだった。
しかし、彼らは到底信じられないという顔をした私に対して念を使って見せてくれた。
マチという名の綺麗な人は、何もないところから糸を出した。
あと、私がここに連れてこられた理由。
クロロ「俺の念能力は相手の念を盗むんだが、その盗んだ能力は異次元移動能力」
雪乃「異次元・・・」
クロロ「しかし、この能力はリスクが大きい。試しに使ってみたはいいが、これでは連発どころかもう使わないほうがいいな」
この人今さらっととんでもないこと言った。
雪乃「それってつまり私は試しでここに拉致されたにも関わらず、戻ることはできないってわけですかっ」
そんな話ってありなの!?
ノブナガ「殺されないだけマシだと思うけどな」
殺っ・・・?
クロロ「ああ、まだ俺たちのこと話してなかったな。俺たちは―――」
パクノダ「待って団長。なんでその子にそんなに話すの?元の世界に返さないのなら、無駄な情報を与えるだけこちらが損をするわ」
クロロ「いや、こいつは解放しない」
え。
ノブナガ「殺すのか?」
シャルナーク「さすがにそれは可哀想じゃないか?何も知らない子を勝手な都合で拉致して戻さず、殺すなんて」
ホントだよ。
クロロ「殺しはしないさ。まぁユキノの返答次第だが」
雪乃「返答?」
クロロ「そうだ。お前、俺たちの雑用になれ」