HUNTER×HUNTER夢小説U
□story49
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二次試験はやり直しが決定したようで、次のお題は「ゆで卵」だった。
まぁ、試験内容は普通じゃなかったが難なくクリア。
むしろ今までで一番簡単だったくらいだ。
さすがにゆで卵は毒化しないか心配だったが、大丈夫だったみたいだ。
そのまま二次試験合格者は飛行船に乗り、次の三次試験会場に着くまで解散となった。
キルア&ゴンは元気が有り余っているのか探検するらしい。
十代後半組の私たちは断った。
体力はまだ残ってるけど、精神的にマイナスだし。
クラピカとレオリオは確実に疲れた表情をしていた。
ユキノ「はい」
可哀想だったので、売っていたコーヒーを買ってきて二人に渡した。
クラピカ「しかし、」
と、遠慮するクラピカには無理やり押し付けたけど。
ユキノ「クラピカは遠慮しすぎなんだよ。人の好意は親切に受け取るの」
私がそう言ったら、クラピカは笑顔で「ありがとう」と言った。
彼も美形の部類に入るので私は目が痛かった。
辛い。
美形になれたと思っていたが、辛い。
今まであったことのないタイプのイケメンだしな。
免疫がなかったんだ。うん。
レオリオは感激で涙を流しそうになりながらも受け取った。
相変わらず面白い人だ。