HUNTER×HUNTER夢小説U
□story48
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メンチの試験では私の国の名物「スシ」がお題として出されたが、料理が壊滅的な私は危うく試験官を殺すところだった。
見た目は完璧だったけれど、味は相変わらずだったらしい。
毒は入れてないはずなんだけどな。
その様子を見ていたゴンには「ある意味すごいよね!」とフォローになっていない励ましをもらい。
キルアには「お前が毒に強い理由がわかった気がする」と青ざめていた。
クラピカは「いつかまともになるはずだ」と根拠の全く無い言葉をもらった。
レオリオは「ユキノちゃんの作った料理なら毒でも食える!」とある意味失礼な言葉をもらった。
私は悲しくなったので、会場の外に出て森の中で一息。
ユキノ「やっぱり、壊滅的だなぁ」
どうあがいてもこれだけは向上しない。
「カタカタカタ」
ユキノ「…ギタラクル怖い」
イルミの変装した姿、ギタラクルが木に寄っかかっていた私に近づいてきた。
事前にイルミにギタラクルって呼べと言われていたのを思い出し、偽名の方で呼ぶ。
周りに誰もいないときは本名でもいいと試験が始まる前に言っていたが、生憎今はふたりっきりではない。
私の後方数十メートルの木の上に一次試験の時の試験官がいるからだ。
そこから会話が聞こえるとは思えないけど、一応ね。