HUNTER×HUNTER夢小説U

□story46
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ユキノ「うわっ」




キルア「転ぶなよ?」




わかってる、と言おうとしたところでまた泥に足を取られる。




走りづらい。




ゴン「霧が出てきたね」




あ、本当だ。




気を付けないと、と思ったところで転んだ。




ユキノ「ふげっ」




……もうイヤだ。




クラピカ「大丈夫か?」




立ち上がろうとしたところに、手を差し伸べられた。




ユキノ「ありがとう、クラピカ」




私は気遣いに甘えて、クラピカの手をとる。




レオリオ「抜けがけか!クラピカっ」




クラピカ「物事をそういう風にしか捉えることのできない頭に、心底同情するよ」




わぁ、辛辣。




でもレオリオは対して気にしていないらしい。




めげずに私に話しかけてくる。




女好きなのかな?




私みたいなのを物好きだね。




ゴン「ユキノー!!レオリオー!!クラピカー!!キルアが前に来たほうがいいってさー!!」




……緊張感というのが全くないなゴン。




レオリオ「ドあほ!行けるならとっくに行っとるわい!」




ホントだよ。




それにしても、なんで前に…。




霧が出てきたから?




ゴンとキルアが前に。




その少し後ろで私とクラピカとレオリオは並走していた。




すると、突然何者かに腕を捕まれ二人と離れてしまった。





声を上げる暇はなかった。




本当に一瞬。




油断していたと気づいたときにはすでに遅し。
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