物語の箱(テイルズ)

□ブレスレット
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「アニス、買い物に付き合って欲しいのですが」

珍しい、大佐が付き合ってほしいだなんて。
でもぶっちゃけ...。

「.....私にはイオン様を守るって義務があるし!」
「僕なら大丈夫です」
「........」
イオン様、空気読んで、空気。

「ほら!イオン様もこう言ってることですし」
眼鏡の奥が光った気がする。
何かある、絶対裏がある。

そう思いながらも、買い物なんて久しぶりだしと、少しだけワクワクしていた。

「まぁ、そういうことなら...」
「えぇ。それでは行きましょうか」
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