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□アクアリウム
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静かな部屋に響く機会音

魚の命綱

魚にとっての命綱が酸素なら俺にとっては…









『大石‼︎昨日は部活の後どこ行ってたんだよ‼︎俺お前の家に行ったのに‼︎』

帰ってくるなりものすごい剣幕で睨みつけてきたのは大事な相棒。

「どこって…買い出しだけど?帰る前に言わなかったか?」

『聞いてにゃい‼︎何で俺も連れて行かなかったんだよ〜』

「手塚がいるからいいかと思って。行きたかった?」

手塚の名前が出た途端英二は不機嫌さがMAXになり背を向けて行ってしまった。

「(なんだよ英二のやつ…)」

俺までイライラして結局朝練のダブルスの練習は息が合わずに皆に心配をかけてしまった。

「(今回は俺は悪くないし、何で怒ってるんだか分からないから謝らない。)」
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