仮面ライダーエグゼイド〜彼女がライダーに?〜

□stage3.5 大人のSolicitude
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―――ある日のCR―――


「〜〜〜♪♪あ、お疲れ様です鏡先生!」


「あぁ、神崎か・・・」

1人CRにて持ち込んだカルテの整理をしていた明日菜。一息入れようとコーヒーサーバーの前に立ったタイミングで螺旋階段を飛彩が上がってきた。


「先生もコーヒー飲まれます?」


「あぁ、頼む」

「了解しました!」

飛彩の目的は糖分補給だったのか、本日の糖分であるロールケーキを用意しつつ明日菜に返事をする。


「・・・・・あの女性とは大違いだな」

「はい?・・・って、先生、このケーキは?」

「チョコは苦手か?」

「へ?・・・あっ!いえ、大好物です!」

両手にカップを持った明日菜が振り返ると、テーブルの上には2人分のケーキが用意されていた。

「では、頂きます!」

飛彩にもカップを渡し、席についた明日菜が目の前のケーキを一口食べる

「ん〜〜美味し〜♪」

「ん、美味いな」




ジジッ

「ん?」

「大先生、自分の分は無いの?」

パクッ

「おい、監察医!」

「ケーキうまい!」

「ちょっ、九条先生!?」

飛彩がケーキを堪能してるとその背後にオレンジのデータが集まり人の形を形成し・・・
九条貴利矢が姿を現し、飛彩が口へ運ぼうとしたフォークに刺さってる一口分のケーキを飛彩の手を掴んでそのまま自分の口へ納めた九条。



〜〜〜〜〜〜〜






「監察医、突然現れるな」

「いや〜〜〜名人と緊急通報の帰りでちょーっと疲れちゃってさ、いや、いつもならちゃんと歩いて帰るけど」

急遽、監察医の分も用意し、3人で糖分補給する事に


「えっと、お疲れ様です・・・すみません、私も行けたらよかったんですが・・・」

「センセ―が気にする事じゃないよ、大体オペの真っ最中だったんだし、いやーセンセイはいい子だよね」

「ふぁい!?」

突然の九条の発言に赤面する明日菜。

「あの、お2人して何かあったんですか?」

「あの女性よりセンセイの方がよっぽどいいや」
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