仮面ライダーエグゼイド〜彼女がライダーに?〜
□stage3偶然のReunion
1ページ/3ページ
―――篠坂病院内・男子更衣室 PM18;30
「う〜ん、明らかに引き抜きだろうな・・・」
昼間、邦広から聞いた話をもう少し詳しく話を聞けないだろうかと医局へ聞きに行った所。
追い返される事無く話を教えてもらえた宏光。
「『霧峰和人』先生と『神崎明日菜』先生かぁ・・・神崎先生に関しては別の病院で救命救急に属してたと・・・絶対仕事出来る人だ」
ゴツッ
自分のロッカーに頭をぶつけつつ何故か落ち込む宏光。
〜〜〜〜
手始めに聞きに行った外科の医局のナース達の話
『神崎先生すごく優秀な先生だったのに、
残念だわ〜〜〜』
『あの若さで救命救急にいて、外科医としての腕も着実につけてきたんでしょうし、何よりカワイイ!』
『それをいうなら同期の霧峰先生も非常に優秀でしたし、同じ放射線科の近藤先生が
『まじで行くのか!お前が抜けたらまた忙しく・・・まじで行くのか!』と励まされて?いましたが・・・』
『有薗さん、それ励ましてないわ、ガッツリ引き留めてる』
『あれ?』
『あはは・・・』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「『明日菜』か・・・」
遠い昔の記憶を呼び起こすが、審神者名ですら朧気でハッキリと思い出せない。
「『あ』から始まる名だったような・・・
でも、『あ』だったら、アスカとかアンナとかアキとか色々ありそうだしむぅ・・・・」
1人悶々と悩む宏光。
「ここで悩んでも仕方ない!長谷部君との約束もあるし!」
頬を両手でパチン!と叩いて気を入れ替えると
ロッカーから鞄を取り出し、更衣室を後にする。
この後にstage1のラスト
見習いと思わぬ形で再会を果たす事になる。