仮面ライダーエグゼイド〜彼女がライダーに?〜
□stage2.5カッコよさかcuteか?
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ダァン!!
「由々しき事態だ!ライダー諸君!!」
「「「「・・・・は?」」」」
「何社長さん・・・煩いんだけど?」
CRの中央にあるデスクに両手をダァン!と叩きながら新黎斗が声を荒げる最中。
カルテの整理だったり論文を読んでみたりレポート作成に追われていたり、お茶してたりする大我・飛彩・永夢・明日菜・和人が冷めた眼差しを向けつつ。
明日菜の持参のクッキーを食べつつ貴利矢だけがツッコミを入れていた。
ちなみにポッピーは院長と衛生省へ出かけており不在。
「あ、貴利矢さん珈琲おかわりいります?」
サイフォン片手に飲み切ったであろう貴利矢に訪ねる明日菜。
「お、サンキュー♪」
そんな彼女の前に空になったカップを差し出す貴利矢。コポポ・・・とカップに注がれていく珈琲。
「ええっと・・・何かあったんですか?」
「研修医、真面目に聞かなくてもいいぞ」
「でも・・・あれ触れないと多分白熱しますよ」
「よくぞ聞いてくれた!!宝生永夢✨!!」
「お坊ちゃん、諦めろ・・・神崎こっちにも珈琲くれるか?」
「はい、どうぞ!!」
永夢がチベットスナギツネ宜しく冷めた眼差しをしているが黎斗はお構いなしに話を続ける。
「実はポッピーが・・・・」
「「「「マント羽織る系ライダーになりたい?」」」」
「また、唐突だな・・・しかしこのクッキー上手いな!」
「神崎、中に混ざってるのはクランベリーとホワイトチョコか?」
「正解です!さすが鏡先生!!」
そこまで重要度は高くも緊急度もなさそうな話だった為、貴利矢だけが再びツッコミ?ポジションに入る始末。
飛彩に至っては話半分に聞きつつ神崎のクッキーに興味が向いていた。