仮面ライダーエグゼイド〜彼女がライダーに?〜

□stage1 destinyは突然に
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あの『ゼロデイ事件』から数年後。
コンピューターウィルスが謎の進化を遂げ、人間に感染するバグスターウィルスとなり人間に猛威を振る

ゼロデイ事件発生の原因となったゲーム会社
『幻夢コーポレーション』発生当時の社長は逮捕され、その息子である『壇黎斗』の申し出により、開発された『医療用ライダーシステム』が衛生省に提供され、『聖都大学附属病院』に「電脳救命救急センター」通称『CR』が設置されゲーム病患者の治療を行うため、
ゲーマドライバーを使用し「ライダー」へ変身出来る『適合者』が召集され、ゲーム病患者を救うため日夜バグスターと対峙している。


聖都大学病院の近くにあるカフェである2人の男性が話している。周囲の店員やお客さんはその2人を遠くからまじまじと見つめている。
まぁ・・・これだけの美男子が2人で話し込んでいたら遠くから見てるだけでも目の保養になる事間違いなしなのだが・・・


「長谷部くんも駄目だったんだよね?」

「あぁ、ガシャットを起動させたら酷いノイズ
が走ってエリアも展開されなかった・・・」

「僕の場合はドライバーに挿したらerrorで吹き飛ばされちゃって・・・

「大丈夫だったのか?」

「はは・・・まぁ大きなケガしたわけじゃなかったし問題なかったよ」

苦笑いを浮かべながら実務試験中に思いっきり吹き飛ばされ壁に叩きつけられた時を思い出しつつ話をする宏光。

「VRで実戦テストは問題無しだったが、ウィルスに対する免疫が全く作られていなかったらしい・・・結果不適合と判断された」

「僕も同じだったよ」

互いに一息入れるため手元のアイスコーヒーを一口のむ2人。

「これでゲーム医療に参加する事は出来なくなってしまったな・・・」

「CRには適合者以外の医師は疎か、看護師自体余り受け入れてないみたいだし・・・」

「1人女性看護師はいるみたいだけど、1人で足りてるのかな・・・?」

「むぅ・・・何とも言えないな、こればかりは俺たちがどういったって変わる訳でもないからなぁ」

「だよねぇ・・・」

実験中に使用した試験用ガシャットはどれにしたのかとか、その関係にまつわる話を一通りした2人・・・

「さて、そろそろ帰るか」

「そうだね明日も仕事だし」

2人が席を立ちお会計後、店を退店するまでの間その姿を店の店員やお客さんがまじまじと見送っていた。
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