戦国BASARAA

□小十郎と忍たちの遭遇
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扉を開けた先にはあの蒼い人と強面の方が居られました。

あれなんだか少し機嫌が悪い?
死亡フラグ!

まだ死にたくないって!!

とりあえず門の外に立たせているのも申し訳ないので屋敷の中へお二人を招き入れた。

それで一応お客人?なのでお茶をお出ししました。

なんだか非常に気まずい…。

『えーと、あのお二方はなぜここに?』

とりあえず一番の疑問をぶつけてみた。

「…俺達は奥州の方の森で馬を走らせていたんだが、気付けばここについていた。テメェ、何か理由を知らねぇか?」


強面の方が答える。

………この人たちもしかして迷子かしら。


つい慈愛と同情の目をしてしまう。

「おい、なんか失礼な勘違いしてねぇか?いっとくが俺達は迷子じゃねぇ」


あ、なんか心読まれた。
そんなわかりやすかったか。


『さて、僕には理由など思いあたらな……』

くもない。

もしかしたらまた僕の思い通りクオリティが発動したのかもしれない。


『あー…すいません。でも多分大丈夫です。すぐ帰れると思います』 

「Really?どういうことだ?」

まぁ、主な理由が僕が望んだからだと思うんだよね…。

『まぁ帰れそうになければ近くの村まで送りますんで』

だから一応もう帰れると…あ、でも鍛えて貰わないと帰れないのかな?


『あ、もし急ぎでないなら家で休んでいって下さいよ。もう遅いですし、馬を走らせてきたならお疲れでしょう』

そう、もうすでにだいぶ日が落ちかけているのだ。

ほら、せっかくお二人に会えたしもっと話したりしたいなぁ…。


「…まぁ、いいだろう暫く休ませてもらうぜ?」

「政宗様!」

「shout up 小十郎。心配すんな。もしなんかあってもこいつ一人くらいどうとでもなる」

え、何か怖いこといってる!!?
そんな俺怪しいのか!?

あ、そりゃそうですよねー!
急にこんなとこ連れてこられちゃ怪しく思いますよねー。

『うぇー…僕怪しくないのに…』

思わず呟いてしまった。
それにたいしてどちらがいったか

「…変な奴だ」

と言われてしまった。

あ、ですよねー分かってますよー。


───────────────────────

で、あれから暫く経って。

政宗さんと小十郎さんとは別室におります。

いや、なんか話したりしたかったんだけど俺みたいなよくわからんやつがいたらゆっくりと休めないかなぁと思ってさ!

離れてきました。


『うあー…』

勿体無い!もう少し二人のこと見てたかったなぁ…でもあー…これ以上変人に思われたくないしな…。

シュルリ

「……?」

『あ、小太郎くん。いらっしゃい』

一人で唸ってたら黒い霧のなかから不思議そうな顔した小太郎くんが表れた。

どうやら僕が唸ってるので不思議に思ったようだ。

『あぁ、今ね奥州の双竜っての?が来てるんだよ。一応、気を付けてね』

奥州っていったらピクリと反応した。
どうやら誰かが来ているのには気づいてたようだ。

まぁ、顔会わせたら不味いのかなと思ったので気を付けてっていっといた。


そしたら僕の近くに寄ってきて頭撫でて慰めてくれた。

どうやら僕が一人になるのを待ってたみたい

癒される…。

『来てくれてありがと小太郎くん』

「(ニコッ)」
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