戦国BASARAA
□やっぱり夢じゃない
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で、あれからいくら寝ておきても景色は変わらなかった。
仕方がないので布団から身を起こして辺りを見回す。
だけどやっぱりあの教室に並べられて、決められた机や椅子も板張りになっていた床もない。
ここにくる前の教室で、寝る直前まで書いていた授業ノートも…………ある。
あれ?なんで?
少し目線を斜めに流した先の布団のすぐ近くに開かれたままの書きかけのノートがある。
手にとって中の内容をめくる。
ペラリパラリ、パラパラ…。
うん、間違いない僕のノートだ。
見慣れた自分の汚い字がみれる。
なんでノートだけ?
疑問に思いながらも僕は一ページずつ捲っていく。
途中からは字も何もなく空白のページが広がる。
すると何も書いていないはずの最後のページを開いたとき不思議な字が書かれていた。
それは見たこともない字だったが頭に言葉が浮かんで読むことが出来た。
【あなたは戦国BASARAの世界にトリップしました!
何故ならあなたの望みを叶えさせていただいたからです!
これは数百年に一度の神の遊び心!
誰かが当たる"夢叶え"にあなたは見事選ばれました!
その世界ではあなたは何をしても許されます!
そこではあなたの思い通りに過ごせることでしょう!
今あなたがいる屋敷はあなたのものですお好きに御使いください!
ではではその世界で楽しい余生をお過ごし下さい!
P.S.ちょっとしたオプションとして男の体にさせてもらいました!テヘペロ(/^^)/⌒●~*
】
…………。
…………………オプション?
え、トリップ?
戦国、BASARA?
マジかああああああああ!!!!!
僕のテンションは激しくあがった。
叫ぶことはなかったが凄く興奮した。
あれ?でも僕がいた平成の世にはもう戻れないのかな?
……余生を過ごせってことはそういうことか。
ついでに女にも戻れないってことかな