BORDAR to FRONTALIA (本編)

□設定・背景
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【あらすじ】





“世界”を作り変えるアインストとの闘争、
そして世界の命運を分けることになる
アグラッドヘイムと究極の戦い。

2年前に異界へと飛ばされた一刻の姫が
長い旅路の末に帰還したこの世界……
エンドレス・フロンティアはひとまずの
平和を勝ち取ることができた。



その平穏を改めて堪能しようと、
かつての戦友たちは各々に集って
緩やかな余暇の時間に浸っていた。

しかし、乱されることはないはずの日常も
瞬く間に崩されてしまう。

前の大戦で心強い味方となった
妖精機フェイクライド、羅刹機アルクオン、
そして全てを接収できていたはずの
ファントムを含む“ゲシュペンスト”達の
唐突すぎる失踪によって……。





また、その頃まったく別の次元にある
“人と国”が共存する世界線では、
人々が築いた歴史・結束の象徴として
生み出される“国”たちが集まり、
とある年末年始イベントを企画していた。

アメリカ、日本が中心となって造り上げた
バーチャルオンラインゲーム、
『ヘタリアファンタジア』の最新版を
公開前に試運転しようというものだ。



全員がゲーム内での設定、情報を組み込んだ
腕時計型のコントローラーを装着し、
いざ電子の幻想世界へ……と思った矢先。

媒体であるコンピューターに異常が発生、
一同はそのままゲームの世界ではなく
本物の“異世界”へ散り散りになって
転移させられてしまうのだった―――。











【世界観】





☆エンドレス・フロンティア



通称“無限の開拓地”。

以前はクロスゲートというワープホールで
いくつもの世界が並んでいたが、
最初の戦いでクロスゲートを生み出した
『アインスト』と呼ばれる異形を倒し、
すべての世界がバラバラに組み合わさった
新生エンドレス・フロンティアと化す。



人間はもちろん、妖精、アンドロイド、
獣人、魚人、魔族などさまざまな種族が
互いに共存し協力しあっている。

また、2度めの戦いでは国ごと転移してきた
戦闘部族『修羅』も仲間に加わった。





☆“ヘタリア”世界線



通称“国士無双”。

エンドレス・フロンティアとは
およそ無関係で交わることもないはずの、
まったく別次元の世界からワープしてきた
異界の住人たちがいた世界。

『国と人とが共存する』世界ということで、
神夜によって国士無双と呼ばれるように。



イタリア、アメリカ、日本や中国など、
開拓地へやってきた者たちは全員が
『国名』を名前として持つ存在である。

人々が結束し、『自分は○○国の住人だ』と
国民意識を持つことで現れるらしく、
立場でいえばその国の象徴ないしは
守り神的なものだという。





見た目や基本的な身体能力などは
通常の人間とは大差ないものの、
国の歴史ぶん寿命が続いていくため
開拓地のメンバーも驚きの長寿ばかり。

クリスマスと呼ばれる年末の祭典の時期に
潜在的な能力がもっとも高まるそうで、
転移してきた彼らは今まで知らなかった
色々な技能が使えるようになっていた。



異世界へ迷いこむ因果として、
エンドレス・フロンティアに世界の法則すら
覆すほど大きな“法則”を持ち込んだ。





☆裏・未開の新天地



ヘタリア世界線では希に交流があるという
年末にだけ交わることができる平行世界、
『裏地球』の法則が無限の開拓地にまで
及んでしまい生み出された新たな世界。

裏・神夜、裏・錫華などの
見慣れたメンバーがまったく別の形で
表とはまた違う歴史を紡いでいた。

存在の矛盾のためか、いまだ面識のない
新しい住人も混じっているようだ。



第二の戦いでは修羅のひとりである
“操音のヘイムレン”に苦闘した戦友たち。

ところがこの未開の新天地では、
新たに『操唄のハーネミック』なる存在が
幅を効かせているようで……?











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