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□別れのカタチ
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これを見ているということは…もう、私は貴方の側にはいないのですね。
もっと貴方としたいこと、叶えたいことがたくさんあったけれど、それ以上に大切なものを見つけてしまったのです。

本当に本当に嬉しかった。
だってあなたと出会えて私の人生が180度変わったようにキラキラ輝いていたのだもの。
私にそんな世界を教えてくれたように私も貴方に何かしてあげたかった。

ごめんね。といったらきっと貴方は怒るでしょうね。
だから、許してなんて言いません。

どうか、貴方が私と過ごした以上の幸せを見つけられるように、
あの子に私の全てを託します。

ゆっくりあなた達を見て待ってます。
だからゆっくりゆっくり来てください。
くれぐれも無理しないでくださいね。

愛しています。

リサ・リーベン

『どうか…彼を守ってやってね。』

リサは手からペンを離し、そっと大きくなったお腹を撫でた。

そして手紙をそっと棚の中へしまった。
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