novel

□陽だまり4
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三年前
「結婚してくれってばよ!」

意を決して伝えた一言を彼女は一つの約束を出してきた。

「ナルト、あんたは自分が思っている以上にみんなに愛されてみんなに頼られてる。それはわたしもサスケくんも一緒。
火影になるってことはそれがとても大切になるわ。あんたは守らなきゃならない。こんな広い木の葉をこの国を背負わなきゃならない。
だからね、私とナルトの2人でつくりあげる家族は私がしっかり守ってあげる。あんたにとって安心できる、唯一甘えることのできる場所に。

でも、もし私に何かあったときは、私の代わりに守ってくれる?ま、私に何かあるとか中々ないんだけど!」

「まかせとけってば!俺ってば何があっても木の葉の里を、この国を、家族を、そしてサクラちゃんを守り抜くってばよ!」

「ありがと。ナルト、こんな私ですが、よろしくね。」


そうだった。おれ、約束したんだった…。忘れてたよ…。

「サスケ、ありがと。おれ、落ち込んでる暇なかったんだな。よし、ぜってぇサクラちゃんを助ける。んで、ミナミも守る。さともな!」

「ったく…ま、俺を含めたくさんの仲間がついてるからな。サクラ、結構人気だしな。」
「え、まじ?!誰だよ?!俺の嫁を!」
「それどころじゃないだろ、ウスラトンカチ。
ミナミはちょうどサイとカカシが連れてきているところだ。いのも火影宅に待機してる。いのにも一応説明はしといたよ。任せとけって手紙をよこしてきた。
シカマルはそろそろか。
どうする。あまり大事にはしないほうがいいか。」
「そうだな…いま大きい任務はないからな…。ある程度の人員はそろえられるってば?」
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