novel
□陽だまり3
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苦手な火影の仕事である書類関係をシカマルに怒られながらある程度すませ、お昼ご飯の時間になった。
「おっべんと!!!!おっべんとー!」
「サクラのお弁当、くれない?」
「うわぁぁぁぁぁ?!?!」
いきなり背後から声をかけられびっくりして振り向くとサイが笑顔で立っていた。
「そんな驚かなくていいじゃないか。直属の暗部なんだから仕方ないでしょ?お弁当ほしいからちょう「だめだってばよ!!!!!」
サイから離れて咄嗟にクナイをかまえた。
「なにやってんだ、このウスラトンカチ」
うしろからクナイをとられ叩かれた。
「サスケ!お前も弁当を…」
睨みつけていると、
「お前知らなかったのかよ。サクラはお弁当つくってくれてるぞ。」
え…?
え…?
「あ、そうだったねー。サスケは1人暮らしだし心配だからって作ってもらってたんだったね。僕も頼もうかな。」
のんびりそう言いながら自分で持ってきたであろうおにぎりを食べながらサイが言った。
「ま、まさか…お、おまえ…カリンやめて…サクラちゃんと…「ちがう、いまカリンが半年間任務でいないからカリンがサクラに頼んでんだよ。」
そういってどかっと火影室のソファにすわり弁当を食べ始めた。
なんだか悔しいがサクラちゃんだしなと諦めつつ愛情のこもったお弁当をたべた。