novel

□陽だまり2
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結婚してすぐに妊娠が発覚し、一年後には息子のミナミが生まれまた幸せにつつまれた。

山吹色の髪に、色白の肌。顔つきは何と無くはサクラに似ているが目の色は自分と同じ空色ブルー。
サクラに似てることもあり少し可愛らしい男の子という感じであるが、時たま女の子に間違えられる。本人曰く、サクラに似たことはとてもうれしいが弱点らしい。

ナルトもサクラも共働きな為木の葉幼稚園に通う。
「じゃあな!ナルト!」
「だーかーらー!お、と、う、さ、ん!!
また夕方迎えにくるからな!!」
ミナミは手をふると友達と中に入っていった。

「なーるーと!」
「うわ!どうしたってばよ?!
カカシ先生がここにいるっておかしいってば!」
未だ独身のカカシ先生は幼稚園に来る用事なんてないはずだ。あまりにもぽかーんとしてる顔に呆れたのかため息交じりで答えた。
「定期的な幼稚園訪問だよ。だいたいその任務を俺に振り当てたのはナルトじゃないか…」
あぁ、おもいだした。木の葉幼稚園はアカデミーと連携している。要するに木の葉幼稚園に通う子供達はアカデミーへ入学するということだ。たまに例外はあるが王道である。
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