銀魂

□不思議な関係
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「おばちゃーん。酢コンブおくれヨー」
「また酢コンブかぃ。色気ねーなぁおい」
「うるさいア…ってお前いつからそこにいたネェェェェェ!」

いつもの光景


今日は、銀ちゃんも新八も仕事ででかけている。私にはいけない場所だそうだ。歌舞伎町の女王様である自分をさしおいて、と思ったが特に嫌がりはしなかった。いつもならついていく!ついていくー!とうるさいくせにどうしたの神楽ちゃん。と新八にも言われた。
…別に意味はないアル。酢コンブがきれてたから買いにいきたかっただけネ。そう、
「お前と会うだなんて大きな誤算ヨ。ストーカーアルか気持ち悪っ」
「なんでぃ。失礼でさぁ。別に俺だってお前に会いに駄菓子屋にいった訳じゃねーんでさぁ。こいつがあそこにうってあると聞いたんでねぇ」
そういってサドヤローがとりだしたものは
「ってお前これピーーーじゃねぇかあ!!お前こんなもん女の子にみせるんじゃないアルウウウ!」
「お前女だろぃ。ピーーーなんていってんじゃねぇよ」
「そんなもん取り出すんじゃないアル!ってかなんでこれが駄菓子屋にあるネ!」

…ほんとありえないアル。最悪なヤローネ。普通こんなピーーーなんて女の子にみせないヨ。
まあ、こいつに女の子扱いされても気持ち悪いしナ。
なんだかんだ言っているうちに、二人は公園についた。いつも取っ組み合いをする、いつも、の公園である。
「いつもいつも私にちょっかいかけやがって。今日こそ息の根をとめてやるネ」
「ふん、いってろぃ。今日こそお前の生意気な鼻っぱしおってやらぁ」
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