コラボ物ごちゃまぜ

□ハリポタ×カゲプロ
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「モモ、お前、魔法って信じるか?」
「は?何いってんのお兄ちゃん。ばかじゃないわけ」
「…辛辣すぎるだろ…」
そんな話をしてたのは、もう、ずっと昔のこと。



カゲプロ ハリポタパロ!



「ホグワーツ魔法学校」
人に、こんな学校あるんだけどどう思う?と聞いたら、取りあえず精神科を勧められるだろう。魔法とは、普通異端なもの、ありえないもの。だけどそれが実在するとしたら、なんて、とても笑えるおとぎ話だと思う。いや、思っていた。
その学校から通知が昔、兄に届いた時は、とてもビックリした。実際に魔法があるんだと知った時も。それと同時に、羨ましくもあった。誰しも魔法というものには憧れるものだろう。
だから、その通知が自分…れっきとした如月桃あてに届いた時は、とびあがってよろこんだのである。




「9と、3分の…4、番地…?…ん?」
お母さんに、もう子供じゃないんだから、一人で学校にいける、兄もいるしと、得意げに話したのはついさっきだ。実際今は
「3分の4って、9より、大きいの…?」
絶賛迷子中だ。
やばい。このままじゃまずい。もうやんなっちゃうな。
あたりをみまわしても、いかにも"魔法使い"、という人は見当たらない。しかしこのままじゃ、学校行の列車に間に合わない。
「これはもう、しかなたいよね?」
カンニタヨルシカナイ。そう思い、とりあえず近くの柱にダイブする。
「…っとお!いけた…!って、やだ!もう列車いっちゃう!?」
慌てて列車にとびこみ、安堵する。ここから、はじまるんだ…!

私の新しいドキドキ学校ライフ…!向こうではいっこうにできなかった友達と…!




ああ、なんだかいけそうだ!
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