☆あやかし緋扇 短編☆

□嶺羽の想い
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「お邪魔しますー」



って誰もいないし

鍵、あたしが来るから開けといたのかな


でも泥棒入ったらどうすんの!

あたしが撃退するけどさぁ




廊下を歩いていると

ひと部屋だけ灯りがついてた


陵の部屋だ






「陵、大丈夫…?」



ふすまを開けると

陵は苦しそうにして倒れていた





「陵!?ちょっと…熱高すぎ…」



そばにあった体温計で陵の熱を測った










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