☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆
□第十四話
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赤「蘭華!?!?!?」
「ん?やっぱり征だったのか〜久しぶり!」
赤司征十郎こと征がこちらに顔を向けたときにようやく自分の幼なじみとわかった私。
赤「そんなことより何でそんなところにいる!?危ないぞ!!」
柵の上からのんきに挨拶をすると征が焦りながら叫んだ。
周りのみんなは、征のそんな姿に驚いたのか私に驚いたのか固まっていた。
「しかたないな…とうっ!」
赤「蘭華!?」
私は柵から飛び降り征の前に着地した。
征は、驚きのあまりまた固まっていた。
周りのみんなも更に固まったけど…。
「おーい!征?」
私が征の前で手をひらひらさせていると、征はハッとし肩を震わせ…すぐに私の肩を掴み口を開いた。