☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆

□第十二話
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「 19世紀ヨーロッパ、〈エクソシスト〉と〈AKUMA〉〈千年伯爵〉〈ノアの一族〉との戦い。
〈ノアの一族〉は、ノアの方舟の話に出てくる神といわれた一族。
〈AKUMA〉は、世界を終末へ導こうとする「千年伯爵」に製造された『機械』『魂』『悲劇』を材料とする哀しき悪性兵器のこと。
そのアクマを破壊できる力を唯一持つのが、黒の教団と呼ばれる組織に、そのなかでも神の結晶イノセンスに選ばれた〈エクソシスト〉。私はその一人なの。
私は、親をAKUMAに殺された日、師匠とともに異世界へ行ったの。
そして、エクソシストになるためにいろいろ努力をしたわ。
それから、仲間たちと世界を守るためにアクマを破壊し千年伯爵とノアの一族に立ち向かって戦っているのよ」



それから、私は赤也の質問などにも答えていった。



ーー赤也sideーー



俺は、蘭華が大きな…世界のために戦っていることなんて思いもよらなかった。
異世界にいたことにも驚いて頭が真っ白になった。

だけど、蘭華の真剣な表情を見て俺は信じることにした。
力になることを決めた。

それから、俺は真剣に蘭華の話に耳を傾けた。



ーー赤也side終了ーー
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