☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆

□第十一話
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ーー赤也sideーー


俺は昨日の夜の出来事で一睡もできずに朝を迎えた。
そして、朝早くにいつもじゃあり得ない…一番最初に教室についていた。



「昨日のこと…きかねぇと…な…」



ーー昨日の夜、俺は先輩たちとファミレスに飯を食いに行った。そして、ひとりで家に帰っていた。
そんな時、どこからか銃声が聞こえてきた。
俺は、怖がりつつもその銃声が聞こえるところへ向かった。




「ここか?…何だよ…アレ…?…化け物じゃねぇか…よ」




目の前には変な丸い化け物がいた。
俺は、体が恐怖でふるえた。
怯えながらも周りをみると化け物の近くに人が立っていたのに気づいた。
俺は、すぐさま声を出そうとしたが恐怖で声がでなかった。
そして、暗くて見えなかったが月の光で立っていたやつが見えて俺はさっきよりかなり驚いた。




「(なっ!?蘭華!?服も見たことねぇのだし…それになんであんな化け物の近くにいんだよ!?)」




俺が混乱していると化け物が蘭華に銃を向けた。
俺は、蘭華が危ないと思い恐怖も忘れ叫ぼうと口を開こうとした。



蘭「イノセンス発動!!……チッ…塵と化せ!!!!!」



ーーードォオオオオン



蘭華が何かを言った瞬間蘭華から光があふれた。
光が収まると蘭華は、両手に光刀を持っていた。
背中からは大きな翼が生えていた。
そして、蘭華が空を飛び二本の光刀を左右に一閃すると化け物は爆発した。



「どういうことだよ…一体、何なんだよ…」



俺は、いつの間にか家に帰っていた。
信じられない光景を見たため、どうやってどの道を帰ったのかすら覚えていなかった。

昨日のことを思い返しているとクラスの奴らがいつの間にか増えていた。



男1「!?!?!?!?赤也がもうきてるだと!?!?!?!?明日は、世界が終わるな…」


「うっせぇ…俺だってやるときはやんだよ(まぁ、夜の出来事のせいだけどな)」



それから蘭華が来るまでダチと他愛ない話をした。



ーー赤也side終了ーー
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