☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆
□第七話
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私は精市に笑顔を向け、そしてボールを何度かバウンドさせ高くあげツイストサーブをうった。
幸「来たね…蘭華のツイストサーブ…でも、今の僕は打ち返せるよ!」
精市は、ラケットを構え打ち返してきた。
「ありゃ?…そうこなくちゃっ!」
それから何度かラリーが続いた。
「精市!先取点はもらうからね!行くよ!ファントムブレイク!」
私はラケットを横に持ち、フレームで勢いよくボールを返した。
幸「なっ!?…ボールが消えた!?」
目の前からボールが消え精市は何もできないまま、自分のコートに勢いよく返されたボールを見ていた。
「0−15」
蘭華は笑顔でそう言うと、精市を見た。
精市は笑みを浮かべサーブをし向かってきた。