☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆
□プロローグ
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その二つの光は、蘭華の体と逢漣家に昔からあった双剣に入って消えた。
「きゃっ!?…今の…なに?…えっ?…なにこれ…」
右肩に違和感があり見てみると、淡い白色の十字架が付いていた。
そして、左目には星の模様が入っていた。
?「お前も神に選ばれた使徒か…。」
「え…?」
蘭華は、男がなにを言っているのかわからなかった。
ク「今のことは後で話してやる。俺は、クロス・マリアンだ。お前はなんて言うんだ…?」
「私は…蘭華…逢漣 蘭華…」
ク「蘭華…今からこことは別の世界…そして、さっきのとの戦いがたくさんある…。それでも、くるか?」
クロスは、真剣な眼差しで蘭華に言った。
蘭華は、迷いもない真っ直ぐな眼差しでクロスに言った。
「いきます…。例えどんなことがあろうとも…」
こうして、蘭華は別の世界…エクソシストと千年伯爵との長い戦いの世界に足を踏み入れ歩み始めた…