☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆
□プロローグ
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次の瞬間、目の前の機械のような球体のものが爆発した。
「ぇ…?」
?「お前は死にてぇのか?」
声がした方を見ると赤髪で顔半分に仮面をつけた男が立っていた。
「誰…?なんで助けたの…?せっかく…せっかく、お母さんとお父さんのところにいけると思ったのに!!なんで邪魔するのよ!!」
蘭華は、涙を流しながらその男に向かって叫んだ。
?「お前は生きなきゃなんねぇんだよ…」
男は、蘭華と目線をあわせるようにしゃがみ込んだ。
「お母さんもお父さんもいないのにどうやって生きろって言うのよ!?もう…私は1人なの…1人は嫌なの…お願いだから死なせてよ…。」
蘭華は、男の胸を叩いた。
自分の気持ちをぶつけるように…。
?「1人が嫌なら…俺とくるか…?」
男は、そういい蘭華に向けて手を差し出した。
蘭華は、一瞬戸惑ったがその手を取り男について行くことを決めその手を取った。
その時、二つの光が目の前の男から飛び出た。