☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆

□第十話
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電話の向こうで扉が勢いよく開く音が聞こえたと思ったら、誰かがコムイお兄ちゃんに近づいてくる足音が聞こえた。
誰だろうと思っていると…


ア『コムイさん!その電話の相手、蘭華ですか!?』


神『チッ…』


コ『あ…あれ?2人ともなんでわかったの?(汗』


ア・神『『わかるに決まってますよ!/んだろ!』』


どうやら勢いよく扉を開けて入ってきたのはアレンとユウらしい。
電話越しにコムイお兄ちゃんが冷や汗をながし、アレンとユウに詰め寄られてることがなんとなくだが想像できた。


「くすくす…アレン!ユウ!少しは落ち着きなよ」


ア『蘭華!!元気にしてましたか!?僕…蘭華に会えなくて寂しいですよ…早く蘭華に会いたいです!』


神『無茶してねぇよな?…頼むから無茶だけはすんじゃねぇぞ!…でも、なるべく早く帰ってこい…蘭華がいねぇと調子狂うからよ』


ア『バ神田は、いつも調子悪いじゃないですか?蘭華!帰ってきたらたくさん抱きしめてあげますからね!!』


神『あぁ!?うっせぇんだよ!馬鹿モヤシ!!馬鹿モヤシなんかに蘭華を触らせるかよ!!おい!!蘭華!!馬鹿モヤシなんかよりも俺がたくさん抱きしめてやるよ』


ア『ハァ?なに言ってるんですか?この蕎麦馬鹿万年抜刀男!』


神『あぁ!?白髪頭の馬鹿モヤシが!』


ア『殺りますか?!』


神『殺ってやるよ!!』


ア・神『イノセンス発d「ぷっ…アハハハハハ」!?』


2人の会話を聞いて私は笑いが堪えきれずに声に出して笑った。
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