☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆

□第三話
1ページ/6ページ



朝日があがる前に私は目が覚めた。



「ふぁ〜…。ハルおはよう。んー!やっぱり向こうで生活が体に身についてるから早く起きちゃったな〜。」



ハルに挨拶をし背伸びをする。
ハルは、挨拶を返すかのようにすり寄り定着している頭の上乗っかってきた。
いつものことなので気にせず朝の身仕度をしテレビを見ながら朝食を取り始めた。
そして、ゆっくりしているといつの間にか朝日が昇り始めていた。



「やっと朝日上ってきたか。今日からAKUMAを倒すのもそうだけど色々頑張らないとねハル。
それに、久しぶりの学校…少しでも楽しまないとコムイお兄ちゃんに怒られちゃうしね…クスクス…テニス部のみんな元気かな…それにテニス久しぶりにしたいな」



私は、ワクワクしながら朝食を食べ終え、食器を洗い久しぶりの制服に身を包んだ。
そして、時間になるまでハルと遊んでテニスのラケット、木刀用の袋に入った双剣、教科書やハル、教団のみんなが写った写真が入ったバックを持ち家を出た。

家を出、学校に向かっていると痛いほどの視線を感じた。



「なに?AKUMA?…でも、左目は反応しないし…。もしかして、私…変な着方してるのかな!?久しぶりに着たし!ああ!もう!」


(この鈍感!!by彩人)



何で見られてるのかわからず私は、視線から逃れるように別の道から学校へ向かった。



「ふぅ…。ついた!懐かしの学校!!さてと、職員室にいかないとね!」



私は、向こうの世界に行く前に通っていた立海大附属中学校にまた通うことにした。
そして、校門をくぐり職員室へと足を進めた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ