☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆
□第十六話
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ーーハァ…ハァ…
大輝は、汗をたくさん流しながら呼吸を乱して疲れ切っていた。
それでも大輝は、私に向かってきた。
…私はちょっとした大輝の隙を見て大輝からボールをとった。
とったボールをその位置から少し下がり遠くにあるゴールに向かってボールを投げた。
ボールは、弧を描いてゴールのネットをくぐった。
それを見届けると大輝は、地面に寝転がった。
「私の勝ちだね♪お疲れ様!そして、とっても楽しかったよ!」
青「ハァ…ハァ…テメェ…っ…強すぎだろ…ハァ」
私と大輝の点数は、50対10。
圧倒的に私が勝ちをとった。
でも、お互い楽しい試合をしたため、とっても機嫌が良かった。
「ほら♪皆のところにいこ?」
青「おう!」
大輝に手を差し伸べて立たせ、征たちのところへ向かった。
赤「お疲れ様。二人とも」
「ありがとう!征!」
青「サンキュー」
征にタオルをもらい汗を拭いていると、皆が一向に喋らないのに気づいた。
なぜ?とテツをガン見するとやっと口を開いた。
テツの戸惑った顔が可愛いなんて…思ってないんだからね!///