☆長編1(D灰×庭球×黒籠球×?)☆

□第二十九話
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私は、ユウを支えながら出口に急いでいた。

ユウは、命を削り過ぎて意識が朦朧としていた。



「ユウ…。しっかり!もうすぐだからね!」


神「あぁ…。」


「(早く出ないと…。っ!?)」



出口の近くに行くと後ろから殺気を感じた。

ユウは、意識が朦朧として気づいてないみたいだ…ね。



「(ここは…私が行くしかないみたいだね…。アレンたちのところにいかれちゃ困るし…。ユウは、限界だし…。)」



私は、出口までユウを支え、急ぐためにボロボロの白憐で運んだ。

そして、ドアを開けてユウを思いっきりゴーレムのハルと一緒に押し入れた。
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