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□ナルト誕生日2013
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…もうすぐ日付が変わる。

里の忌み日であって…俺の誕生日。

里の皆には、凄く認められてきたように思えるけど…この日を迎えるのは、まだ正直辛い。

だから、誕生日の前日から泊りがけの単独任務をばぁちゃんにお願いしたんだ。

里とは離れた…宿屋の部屋から、空にぽっかりと浮かび光り輝く月を見上げた。

…あぁ。
先生の髪色にそっくりだってば。

ふと、淡い…そして絶対に気付かれてはならない恋心を抱えている彼を思い出す。

…そうだなぁ。
任務を終え、里に帰るのは明後日。
誕生日の翌日だ。
先生に当日、誕生日お祝いしてもらえないのは…ちょっと寂しいってばよ。

「…さて、いい加減寝るってば!」

時計を見やると、ちょうど午前0時。

「…誕生日おめでとう、俺」

ククッと笑いながら、自分へとお祝いした直後だった。

「…よっ!」

聞きたくて堪らなかった…のんびりした声が窓から響いてきたのは………。





【ナルト誕生日2013】
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