short1

□保護者
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※超短編
・・・・・・・・・・・・・・・・・



ジャン「ここにxを足して.....」

サシャ「う、うう......」

ジャン「そんでyをこっちに......」

サシャ「うう、もうわかんないですぅ.....」

ジャン「座学の試験明日だぞ」

サシャ「このままじゃ、ジャンが勉強できないし悪いですよ.....」

ジャン「俺はもう完璧だから大丈夫だ」

サシャ「でも.....」

ジャン「手伝ってやるからもう少し頑張れよ」

サシャ「う、うう」

ジャン「じゃあ.....座学の試験で80点採ったら、食いもん奢ってやる」

サシャ「ほ、本当ですか!?」キラキラ

ジャン「お、おう」

サシャ「私、頑張ります....!!」ビシッ

ジャン「敬礼はしなくていいぞ」

サシャ「はい!」ビシッ

ジャン(いや、敬礼してるし)

ジャン「んじゃ、やるか」

サシャ「はい!!」









サシャ「ジャアアアアアンンンン!!!!」

ジャン「ん?」

サシャ「見てください!!コレ!!」

俺に向けて、昨日の座学の試験の答案を見してきた。

そこには――

ジャン「90点!?」

サシャ「これもジャンのおかげです!!ありがとうございました!」ニコニコ

ジャン「お前が頑張ったからだよ。俺はなんも「さぁ、ジャン行きましょう!!」.....は?」

サシャ「忘れてないですよね?約束」

ジャン「あー・・・そういえば」

サシャ「ということで、早速!!」

ジャン「そんな強く引っぱたら服伸びるだろうが...!」

サシャ「パンwお菓子wパンwお菓子wパンwお菓子wパンwお菓子wパンwお菓子.....」

ジャン「あ(コイツもうダメだ)」

サシャ「ふふーんw」ジュル

ジャン(でも、悪くないな.....)











サシャ「ジャン!今日はありがとうございました!たくさんご馳走になっちゃいました!」

ジャン「いや、お前が良いなら良かった.....」シクシク

財布の中は

ジャン(マジかよ....(涙))

もちろん、空に。





end.

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