おとなの夢
□Dessert after Dessert
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「…っ、ちょっと待ってよ!」
「やだ。」
「まだ午前中だしカーテン開けっ放しだよ!?」
「どっちも別にいいだろい。」
「ちょっ、んっ…!」
甘い、生クリームの味のする唇に言葉を塞がれる。
チュクッチュッとまるで飴玉を転がすみたいに、ブンちゃんの舌が口の中を
縦横無尽に動き回る。
無意識に拙い動きで応えてしまうから
呼吸を忘れて頭がボンヤリしてくる。
ねっとりと首筋を舌が這って、ブラウスの隙間の胸元にチュッチュッと吸い付かれる。
「〜!!やっぱり恥ずかしいからやだ!」
「ダメ。」
自由な両手でブンちゃんの肩を押してみるけどビクともしない。
体で押さえつけられて、さらに脚の間には彼の左足があるから身動きできない。
そんなに背は高くないけど、意外と肩幅しっかりしてるんだよね…なんて彼の雄の部分にドキリとしてしまったらもう降参だ。
「デザートはおとなしく食われるもんだぜ?」