おとなの夢

□Dessert after Dessert
3ページ/5ページ

「…っ、ちょっと待ってよ!」

「やだ。」

「まだ午前中だしカーテン開けっ放しだよ!?」

「どっちも別にいいだろい。」

「ちょっ、んっ…!」


甘い、生クリームの味のする唇に言葉を塞がれる。
チュクッチュッとまるで飴玉を転がすみたいに、ブンちゃんの舌が口の中を
縦横無尽に動き回る。
無意識に拙い動きで応えてしまうから
呼吸を忘れて頭がボンヤリしてくる。

ねっとりと首筋を舌が這って、ブラウスの隙間の胸元にチュッチュッと吸い付かれる。


「〜!!やっぱり恥ずかしいからやだ!」

「ダメ。」


自由な両手でブンちゃんの肩を押してみるけどビクともしない。
体で押さえつけられて、さらに脚の間には彼の左足があるから身動きできない。
そんなに背は高くないけど、意外と肩幅しっかりしてるんだよね…なんて彼の雄の部分にドキリとしてしまったらもう降参だ。


「デザートはおとなしく食われるもんだぜ?」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ