おとなの夢

□バベル
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「いやああああっ!!」


ゴムも着けずに勢いよく反り返った自身を挿入する。
まさかまだ処女なんか?と思うほどにキツい。
ネクタイを外したお名前の口から漏れるのは絶望だけ。
分かっとる、最初に柳を呼んだのは救済を求めての事じゃとな。
だがすまんのぅ、俺が満足するまでこの世界に出口なんてないんじゃ。


「っあ、やだぁっ!お願いだから抜いてよぉ!」

「もうちょっと色っぽい声出せんのか?」


耳の裏に舌を這わせながら囁く。
あっ、んん、と細かに漏れてしまう喘ぎ声のまま素直になればええのに。

膝の裏を持ち上げて深く入り込む体位にする。
気持ちよすぎてクセになりそうじゃ。
やっぱり好きな女を、お名前を抱くのは格別じゃな。
もう二度とないんじゃろうけど。


「...っ!もう出すぜよ!」

「あぁッ!やだあっ!止めてぇぇ!」

お名前の体が壊れるんじゃないかと思うほどに腰を打ちつける。
グチャグチャグチャと艶かしい水音と、時々空気が混ざるゴププッという音だけが世界を支配する。


嫉妬で崩れてしまった俺に、差し伸べられる手はもうない。
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