おとなの夢
□そのままの君でいて
2ページ/6ページ
「ん…いいよ、そのまま続けて。」
ベットに座る俺の両足の間から少し恨めしそうに見上げる君。
もう無理と言いたげに首を少し左右に振る。
でも教えた通りに歯は立てずに舌をねっとり絡ませながら振るんだから気持ちいいだけだ。
上手く呼吸できなくて苦しそうに顔を赤らめる君を見て、泣かせたくなるなんて俺は鬼畜かな。
お名前の頭を両手で押さえつけてお決まりのピストン運動をする。
「…っ!…ん!」
声にならない声をお名前が喉から漏らす。
まだ明るい部屋でこれは絶景。お名前の頬を伝った一筋の涙を見て支配欲がさらに満たされていく。
「んゃっ…!」
前触れもなく射精したからお名前が苦しそうにする。
フフ、優しくなんてしてやらない。
その方がお名前も実は好きだろ?
俺の精子を含んだまま、困ったように口を押さえているお名前。
そんな顔するなんて失礼だなぁ。
「全部飲んで。」
お名前の顎を掴んで上を向かせる。
ゴクリと生々しく喉が動くのを見て思わず口角が上がった。