おとなの夢

□今日の終わりも始まりも
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昨日の夜は何回ヤったっけ。


目の前で俺のTシャツ1枚でスヤスヤ眠るお名前先輩を見ながら思う。
着替えもないし今日はダメだよとやんわり帰ろうとしたお名前先輩に、強引にキスしてそのままなだれ込んで現在。
うっすら明るくなってきた俺の部屋には二人分の立海ジャージが干されている。
先輩とおんなじ柔軟剤の香りの服なんて結婚してるみたいだよな。
そんなちっぽけな事ですらニヤけてしまう俺はかなり重症だと思う。


「ん…。」


ギシリとベットを軋ませて先輩が寝返りを打った。
そっぽを向かれたようで寂しくなった俺は背後から先輩を抱き締める。


あーヤベぇ。


朝だから俺自身は元気だし、何もつけてなくたって先輩はいい匂いがして柔らかい。
下着付けてないからダイレクトに胸の感触が腕に伝わるし、こんな状況じゃ俺の理性なんかあってなかったようなモノ。


さらに元気になった俺を先輩のお尻の辺りに服ごしに擦りつけながら、やわやわと胸をまさぐる。


「ん…」


先輩から短い声が漏れる。
起きた気配はないのに存在を主張し始めた胸の頂きに、我慢できなくなって俺は先輩をベットに組敷いた。
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