みんなの夢

□神のパンツは…!?
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「おにーのパンツはいいパンツ♪」

「強いぞー♪」

「うぉお!?名無しさん先輩!着替え中に入って来ないでくださいよー!」


それはある日の部室での出来事。
練習を終えて着替えているブン太と赤也の元に、名無しさんが乱入してきた。


「あはは大丈夫!君らのパンツなんて見慣れたモンだよ☆」


動じる事なく掃除用具入れからホウキを取り出し作業する名無しさん。
ブン太と赤也はひとつため息をついてから着替えを再開した。


「俺、もっとカッコいいパンツ履いてくればよかったッス…。」

「え〜!赤也のキャラ物のパンツかわいいじゃない♪ブンちゃんのは食べたくなっちゃうし☆」

「名無しさんになら食わせてやってもいいぜぃ?」

「別の会話に聞こえるッス先輩達!大体そんなピンクにケーキだのチョコだの付いてるパンツどこで買ったんスか!?」


そんな褒めんなよーと顔を赤らめながら下着の裾をつまむブン太。
あ、マカロンもあるんだねと名無しさんまでツンツンしだす始末だ。


「…そういえばさ?」

「どうしたんスか名無しさん先輩?」

「幸村のパンツって見た事ある?」
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