キャンバスに絵の具を

□って誰だお前は
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やって来ました。

この日が。

家まで各自で来てもらうのも心配なので近くの公園に集合です。

『こんにちは。皆さんお揃いで。』

目の前で言ったら二人ともビクッとした。なんか久し振りにだな...

高「ビックリした!
おはようえにちゃん!まだ真サンが来てないけどね!」


灰「へぇ....あの人も....意外だ。」


確かに意外ですね。
いつも必ず居るのに。


高「おっ!真サンからメール来た!もうすぐ着くってさ。」

灰「あ。俺も来た。......今後ろに居るって....は?」


どういう意味ですかね....?


花「わりぃな待たせた。」


高「......どわっ!」

ポンと和君の肩に手が置かれた


『あ。真君こんにちは』

うわー....めっちゃ悪どい顔してんじゃん。

花「あぁ。はよ。」


.......んお?


高「なぁ真サン。その後ろに居んの誰?」

「ん?何や儂か?」

真君の後ろにはなんか...こう....狐?みたいな人がいた。



花「こいつは今吉さん。同中の先輩だ。」


今「先輩や思うて畏まらんでエエからな。」

高「よろしくっす。高尾和也です。」

灰「灰崎祥吾っす。」

あ。これ俺も事故紹介しなきゃn
今「おう。そうかいな。」

さ.....遮られたっ!
そっすよね....なんか最近普通に認識する人が近くにいるからすっかり忘れてたな...


『話ながら行きましょう。』

皆何気に着いてきてくれていた。
この人は家に上げても大丈夫だよね...?
ってか皆デカイな....

和くん....背伸び無いで...


今「そや!花宮。あの人がおるんやろ?はよ会わせぇや」

花「あぁ....」

高「あの人?」

灰「って誰だ?」

はて?他に誰かにあう約束などしただろうか?

今「そりゃ儂の大好きな画家さんやよ。あんな美しい絵を描く人なんやからきっと個性あるんやろなぁ」


うっとりとした顔をする今吉

「「画家.....。」」

え。こいつじゃね?みたいな目で見る高尾と灰崎

なんだ....背中に視線が突き刺さる

俺じゃないだろ。
個性のこの字もないぞ俺は。


花「ふはっ目の前に居んだろ今吉さん」

今「は?どこや?」

キョロキョロと辺りを見回して首を傾げる。

高「ぶふっwww」

灰「テツヤww」

........。何故か笑われた。

『タナカさん....』


電灯の上に居たタナカさんに二人で遊んでもらった。

ワタワタしてるけど知らない。
オレ、シラナイ



-グイ

『うわっ』


襟首を引っ張られた
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